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・・・とこんな感じです。成分がかなりダブっているのがおわかりいただけたと思います。 なお、病院の薬の場合、咳止めといえば、咳止め成分しか入っていません。 ■ アネトンせき止めZ液(ファイザー)アネトンせき止めZ液【希望小売価格】100 mL ¥1470(税込み) ● 【成 分】 成人1日量(60 mL)中 -------------------------------------------------------------- リン酸コデイン 50 mg 咳止め dl−塩酸メチルエフェドリン 75 mg 気管支を拡張する 塩化リゾチーム 60 mg たんを出しやすくする酵素 マレイン酸クロルフェニラミン 12 mg ハナミズを抑えるなど(抗ヒスタミン薬) 無水カフェイン 60 mg だるさをスッキリさせる セネガ流エキス 1500 mg 民間薬 咳止め -------------------------------------------------------------- このように、解熱成分が入っていないだけで、 市販の「カゼ薬」とほとんど同じように、いろいろ入っているのがわかりますよね。 私は、あまり熱のないカゼで、咳やハナミズ、だるさのある時は このような咳止めシロップを飲むことにしています。 発熱は、感染に対して「体が免疫反応して、がんばっている証拠」です。 たいした熱でもないのに、余計な解熱成分を取りたくないからです。 ● 大人(15歳以上)、1回 10 mL、4時間以上のあいだをあけて、1日6回まで飲める ● 子供は、生後3ヶ月から、年齢に応じて決められた量を、 4時間以上のあいだをあけて、1日6回まで飲める ● 注意;リン酸ジヒドロコデインで、ぜん息になったことがある方は、 入ってないものを選びましょう ● 注意;タマゴアレルギーの方は、塩化リゾチームが入ってないものを選びましょう 次は、アネトン咳止めの分包(ぶんぽう)タイプです。 ■ 2005/9/15 新発売 アネトンせき止めZ液 分包アネトンせき止めZ液 分包【希望小売価格】10 mL×6包 997円(税込み) 【特長】大人の1回分、10mLずつ、スティック包装になっている ・処方は、「アネトンせき止めZ液」とまったく同じ ・飲みやすい、さわやかなレモンティー風味 ● これは、計量カップではかるのがメンドーな人のために、 大人1回分がスティックに入っているというものです。 旅行先にビンを持っていくのが、メンドーな場合に良いです。 でも、小さなお子さんと使う場合は、計量カップつきの従来品がいいですね。 ■ 本日のポイント・市販の咳止めとは、解熱薬の入っていない総合カゼ薬である ※
(2005年 9月) |
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