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まとめ・陰部(デリケートゾーン,性器)のかゆみに効く市販薬


まとめ・陰部(デリケートゾーン,性器)のかゆみに効く市販薬

● かゆみの原因が、カンジダや、トリコモナスなどである場合、根本治療にはならない 【あくまで、かゆみを止めるだけ】の薬である

● デリケートゾーンのかゆみには、ステロイドは使ってはいけない
→カンジダが原因の場合、悪化することがある。(医師が診断のために、意図的に処方することはある)

● 1週間使っても改善しないときは、受診する
カンジダの場合、医療用の抗真菌薬が出る。【病院でもらう抗真菌薬には、抗ヒスタミン薬は入っていない】ので、フェミニーナなどと、併用してもよい

● 入浴後など、手と局部を清潔にしてから、使うべし
 (婦人科医師によると、女性器には、自浄作用のある常在菌がいるので、せっけんを使わずにお湯だけで洗い、肛門はせっけんを使っても良いとのこと)

■ 陰部のかゆみ用の市販薬はくせになるのか?

皆さんから、多くのメールをいただきました。デリケートゾーンのかゆみで、お悩みの方が多いのでしょう。(これを書いた当時は、デリケートゾーンのかゆみといえば、女性がターゲットの商品だけでしたが、2006年3月、デリケアエムズが発売され、男性向けにコマーシャルされています。もともと、カユミ止めには、男女の制限はなく、メーカー側の売り分け・商品開発意図によるものなので、男女どちらでも使えます)

よくある質問で、「使い続けると、だんだん効かなくなりますか?」「クセになりますか?」というのがあります。

抗ヒスタミン薬をはじめ、ほとんどのクスリは、クセになって、効かなくなることはありません。また、掻いて皮膚がいたんでいる場合には、かゆみどめが刺激になることがあります。皮膚がガサガサしたところには、ポリベビー(佐藤製薬)のような、おむつかぶれにも使える製品(医療用医薬品では、亜鉛華軟膏など)の使用がおすすめです。フェミニーナ類と、ポリベビーは併用もできます。

すべての市販の薬について言えることは、決められたとおり使っても治らないときは、漫然と使い続けることなく、早めに受診することです。

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 おもいっきり具体的!薬局の薬(OTC薬)の豆知識


                                  (2006年3月更新)




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